2−1−1 己斐断層
広島市西区から安佐南区にかけて、市街地西部の直線状の山麓及び谷地形に沿って北北東に延びる断層である。宅地等人工改変前の古い空中写真により、系統的な谷の屈曲を伴う右横ずれ変位地形が認められ、確実度T(活断層であることが確実なもの)とされている。断層長さ7km、活動度はC級(平均変位速度が0.1〜0.01m/1000年)とされている。