市渡南トレンチにおいては,既知の示標テフラとしては,濁川テフラ,B−Tmテフラ,Ko−dテフラが同定・対比され,これまで報告のないテフラとしておよそ 6.5ka〜7.8ka の橙褐色火山灰等が認められる.
市渡中央トレンチにおいては,濁川テフラ,B−Tmテフラ,Ko−dテフラの他に,同トレンチに連続良く分布する白色細粒火山灰はKo−gテフラに同定・対比される.