(2)神川・平井断層全体のまとめ

1)神川断層矢場地区において断層の最終活動時期は、1.5〜2.0万年前程度と推定されるが、やや精度が劣る。

2)平井断層保美地区において断層の最終活動時期は、0.8〜2.0万年前程度と推定される

3)神川・平井両断層は、同時に活動した可能性が高く、その結果、両断層ともに最終活動時期は0.8〜2.0万年程度と推定される。

4)平井断層の単位変位量は、垂直成分で、約2mである。

5)活動間隔は約2万年と推定されるが、不明瞭であり、今後も両断層の調査に注目する必要がある。