(1)保美1地区
保美1地区では、北西−南東方向に直線状の段差1m前後の窪地が続き、北西延長上の丘陵鞍部に連続するものと思われる。
これらの窪地と鞍部との間で、線状模様に直交する高密度電気探査測定を行った結果、必ずしも明瞭な比抵抗分布の相違は認められなかったが、前述のように地形・地質条件などを考慮すると、古い断層の可能性がある。