(6)OBk−6(0.00m〜3.00m)

0.00m〜0.30m、表土。灰褐色を呈す。多量の根及び植物片を含有する。

0.30m〜0.61m、礫混じり粘土。淡茶褐色を呈す。礫は片岩を主体とし、φ=5〜15o程度である。

0.61m〜0.68m、粘土混じり軽石層。白〜淡黄色を呈す。軽石はφ=1oで、発泡やや良い。水成の軽石層である。YPテフラ層と同定された。

0.68m〜1.00m、シルト層。青灰褐色を呈す。塊状でややしまっている。

1.00m〜1.09m、粘土混じり細粒砂から構成される。灰褐色を呈す。

1.09m〜1.70m、軽石混じり有機質粘土。炭質分に富み、泥炭状である。暗黒色を呈す。軽石はφ=1o以下で、発泡は良くない。また、軽石の色はやや褐色がかっている。

1.70m〜1.80m、軽石層。白色を呈す。軽石が非常に密集しており、水成である。軽石はφ=1o程度で、発泡は良くない。また、上位の軽石のように褐色がかっていない。鑑定の結果、BPテフラ層と同定された。

1.80m〜2.02m、軽石混じり有機質粘土。炭質分に富み、泥炭状である。暗黒色を呈す。軽石についての特徴は、上記と同様である。

2.02m〜2.48m、青灰色を呈すシルト層。所々に植物片を含む。

2.48m〜2.80m、泥質分を含む中粒砂〜細粒砂。青灰色を呈す。

2.80m〜3.00m、砂礫層。青灰色を呈す。礫はφ=5〜20o程度を主体とする。