(2)Bk−2

0.00〜0.22m、表土。砂、炭質物混じりローム。植物根、木片等もみられる。茶褐色を呈す。

0.22〜0.65m、砂混じり粘土。淡茶褐色を呈し、水平堆積構造が発達している。

0.65〜1.14m、軽石・砂混じり粘土。暗茶褐色を呈す。0.90m付近にAs−B火山灰がみられる。

1. 14〜2.26m、砂混じり粘土。上部は粘土が優勢で、下部は砂が優勢である。上部には炭質物がみられ、弱い水平堆積構造がみられる。一方下部では、5o以下の円礫が混入する。

2.26〜4.11m、細粒砂。泥質分を含み、一部粗粒な部分もみられる。灰褐色を呈す。礫はチャート、片岩を主体とし、φ=10o以下である。

4.11〜6.58m、中粒〜粗粒砂。若干の泥質分を含む。黄灰褐色〜灰褐色を呈す。礫はチャート、片岩で、φ=5o前後が主体である。

6.58〜6.66m、砂混じり粘土。淡茶褐色。

6.66〜7.52m、粘土混じり中粒砂〜極粗粒砂。淡茶褐色を呈す。一部細かい礫をのぞいて、礫はみられない。

7.52〜7.60m、基質は中粒砂〜粗粒砂で、粘土分を含む。所々にφ=20〜30oの円礫が混入する。礫種はチャート、片岩である。

7.60〜14.25m、極粗粒砂〜細礫。粘土分が混入する。平均は10o程度の礫が混入しているが、所々に30〜50oの礫が混入する。また、9.60〜10.00mでは細粒分が流出し、礫状コアになっている。

14.25〜14.70m、砂混じり粘土。青灰褐〜灰褐色を呈し、礫は混入しない。

14.70〜15.55m、粗粒砂〜細礫。泥質分を含み、暗灰褐色を呈す。φ=10〜40o程度の円礫を含む。

15.55〜16.25m、砂混じり粘土。緑灰褐色を呈す。礫は含まれない。

16.25〜17.32m、基質は砂、粘土混じり細礫。灰褐色を呈す。礫は円礫を主体とし、φ=5o以下が大部分である。

17.32〜17.70m、基質は細礫であるが、礫率高く、ほとんど礫から構成される。淡茶褐色を呈す。礫は円礫が主体でφ=5から10o程度である。

17.70〜20.43m、基質は極粗粒砂から細礫である。泥質分を含み、淡茶褐色〜茶褐色を呈す。礫はまれに50o程度のものが混入する以外、2〜5o程度のものが多く、細かい。20.40m付近はやや大きな礫(φ=10〜20o程度)が混入する。

20.43〜20.60m、細粒分が流出し、礫状コアとなる。礫径はφ=10〜30o程度で、円から亜円礫主体である。

20.60〜22.13m、中粒砂〜粗粒砂。やや泥質分を含み、灰褐色〜黄褐色を呈す。礫はチャート、頁岩を主体とし、2〜5o程度で大きいものは少ない。

22.30〜23.50m、基質は極粗粒砂〜細礫で、淘汰悪く、泥質分も含む。礫は2〜5o程度の円から亜円礫が多く、大きなものはみられない。また、礫率は高く、70〜80%程度である。

23.50〜24.45m、泥岩。青灰〜暗灰。掘削によりやや乱れているが、塊状の泥岩である。礫などは含まれない。

24.45〜24.95m、流出。

24. 95〜27.00m、泥岩。基本的には塊状で固結度も高い。一部には亀裂が発達し、粘土が充填している部分もみられる。暗灰〜暗緑灰色を呈す。26.65〜27.00mの区間はクラックが発達し、細かく破砕している。クラック部には茶褐色の粘土が充填している。