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0.00m〜0.09m、表土。新鮮な根が多く含まれる。淡黒色を呈す。

0.08m〜0.30m、粘土混じり砂。淡黒色を呈す。砂質分は主として中粒砂程度である。

0.30m〜1.51m、砂礫混じりローム(風化細粒火山灰)。淡茶〜淡橙色を呈す。礫はφ=2o〜4o。一部基質は大変柔らかい。礫分及び砂質分の含有率は低い。

1.51m〜1.66m、ローム(風化細粒火山灰)。淡黄色を呈す。水平堆積構造が見られ、非常に密集した角閃石が見られる。軽石は見られない。

1.66m〜2.70m、砂礫混じり粘土。淡茶褐色。礫はφ=2〜10o程度で、石英、片岩を主体とする。多少風化しており、一部クサリ礫化する。

2.70m〜3.00m、砂礫層。茶褐色〜暗灰色を呈する。礫は風化が進み原形をとどめていないものもある。φ=5〜20o。片岩を主体とする。

3.00m〜3.70m、砂礫混じり粘土。淡茶褐色を呈す。礫はφ=2〜4oで砂礫の含有率は低い。

3.70m〜4.21m、粘土混じり砂礫。淡茶褐色を呈す。礫はφ=2〜10o。砂質分は粗粒砂〜極粗粒砂を主体とする。

4.21m〜6.16m、砂礫混じり粘土。淡茶褐色を呈す。礫はφ=2〜20o程度で、片岩の礫を主体とする。砂礫の含有率は低い。4.30m付近には水平堆積構造が見られる。

6.16m〜6.71m、砂礫層。茶褐色を呈す。礫はφ=5〜70o。片岩、チャートを主体とする。礫は一部風化してクサリ礫化している。

6.71m〜6.80m、有機質粘土で炭質物を多く含む。暗黒色を呈す。

6.80m〜7.60m、砂礫層。茶〜暗青灰色を呈す。礫はφ=5〜50oで、片岩を主体とする。7.00m付近、基質分非常に軟弱である。

7.60m〜8.82m、粘土混じり砂礫。淡茶褐色〜暗灰褐色を呈す。含まれる砂質分は粗粒砂〜極粗粒砂程度である。礫はφ=2〜4oが主体である。一部基質分流出し、礫のみの部分も見られる。

8.82m〜9.02m、砂礫混じり有機質粘土。礫はφ=2〜3o。淡黒色を呈す。

9.02m〜9.11m、礫。基質分流出する。φ=10〜40o。

9.11m〜10.00m、砂礫混じり粘土。淡茶褐色を呈す。礫はφ=2〜4oである。全体的に量比は少ない。