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0.00m〜0.56m、表土。黒褐色を呈す。

0.56m〜1.65m、砂礫混じり粘土。茶褐色〜淡茶褐色を呈す。未固結である。礫は片岩を主体とし、少量のチャートを含む。φ=2o〜10o程度で、片岩は風化している。

1.65m〜3.10m、粘土混じり砂礫層。淡灰褐〜淡青灰褐色で、若干の泥質分を含む。礫は亜円〜亜角礫で片岩、チャートを主体とする。基質は若干しまっている部分と未固結な部分があるが、全体的に軟質である。2.12m〜2.50mまでやや礫の含有率が低い。2.50m以深は礫率増加する(50%〜60%程度)。最大礫径は35o程度である。

3.10m〜3.68m、礫混じり粘土層。ややしまっている。また、礫は片岩を主体とするが量は少ない。淡灰褐〜淡灰色を呈す。

3.68m〜4.43m、やや泥質分を含む砂礫層。淡灰〜淡灰褐色を呈す。砂分は中粒砂を主体とする。

4.43m〜5.00m、礫・砂混じりシルト。淡褐色〜淡灰褐色を呈す。礫は片岩、チャート、凝灰岩などで、φ=2〜20o程度である。礫の形態は亜円〜亜角礫で礫率60%程度である。ややしまっている。4.55m〜4.60mまで、淡黄褐色を呈し、礫混じり粘土で軟質である。

5.00m〜7.20mまで砂礫層。全体的に粘土分を含む。淡灰褐色〜灰褐色を呈す。礫はチャート、片岩を主体とし、若干風化している。礫は円から亜円礫で、φ=2〜20o程度で最大30oである。5.50m付近、泥質分やや多い。7.20m付近までがTrLに相当すると思われる。

7.20m〜8.60mまで、礫・砂混じり粘土。灰褐色〜淡茶褐色を呈す。基質中には少量の炭質物と有色鉱物(角閃石、黒雲母)を含む。ややしまっている。礫はチャート、片岩を主体とし、亜角から亜円。φ=2〜8o程度で、量は少ない。7.55m〜7.60m、礫は含まれない。

8.60m〜9.45m、礫、砂混じりシルト。やや礫のサイズが大きくなる(〜10o)。灰褐色〜淡茶褐色を呈す。礫はチャート、片岩を主体とし、亜角から亜円。φ=2〜8o程度で、量は少ない。

9.45m〜10.00m、9.45m以深、基質かなり固結度高く、一見、泥岩のようである。黄褐色〜黄灰褐色を呈す。礫は円から亜円礫で量は少ない。φ=2〜7o。チャート、片岩、凝灰岩を含む。片岩は強風化しており、かなり古い段丘でないかと思われる。