0.55m〜1.41m、気成の軽石層。黄〜橙褐色を呈す。軽石の大きさはφ=1〜2o程度で、一部粘土化している。1.15m〜1.30mは比較的粒子の大きい軽石が集中し、粘土化していない。やや発泡している。BPテフラ層と同定された。
1.41m〜1.78m、粗粒砂混じり粘土。φ=2〜5o程度の礫を含む。茶褐色を呈す。
1.78m〜10.67m、砂礫層。淡茶褐色〜灰褐色を呈す。基質はややしまっており、泥質分を若干含む。礫はチャート、片岩を主体とし、平均礫径はφ=2〜5o程度で、30〜50o程度のものも含まれる。礫の形態は円〜亜円礫でいずれも風化が著しい。礫率は70%程度と高い。9.20m〜9.30mの間には泥岩礫が混入する。
10.67m〜10.83m、風化した泥岩。福島層相当であると思われる。構造は見られず塊状で、淡茶褐〜淡黄褐を呈す。
10.83m〜16.00m、塊状の泥岩。暗灰色から暗灰褐色を呈す。固結度は高い。11.50m以深、炭質物の薄層を挟在し、薄層は約20゜〜30゜程度傾斜する。13.20m〜14.00mの間は細かい亀裂が発達する。