今回の調査によれば, 野久保断層は恵那盆地東北縁の木曽川右岸に位置し,NE−SW走向で,概ね木曽川右岸の段丘崖に沿って分布する。木曽川右岸に分布する2本の支沢に約200mの右横ずれ屈曲が認定できる(Loc.21)ことから,第四紀後期に活動した可能性がある。