表面が黄褐色に風化した礫径5〜10cmの角礫の中に、礫径50cm以上最大80cmの大角礫が混入している角礫主体層である。礫は堆積面に並ぶ傾向が見られる。グリッド1〜3にかけてはとくに礫径50cm以上の大角礫が密集している。
B層は、NW面では下位のD層を大きく削り込んで厚い層として分布するにもかかわらず、SE面でD層をほとんど削り込んでおらず、最上部にわずかに分布するのみである。したがってB層の基底は、滝ヶ洞山の南東斜面にもかかわらず北西に傾斜している。