3−2−7 OU7

・小盆地北東端から北北東へ約400m離れた林道沿いに位置している。

・流紋岩が分布しているが、露頭下部には崖錐が堆積している。

・法面に沿って露頭がよく連続している。

・破砕帯を伴う規模の大きな断層が複数本認められる。

・N32゚E・85゚Nの断層は、幅約2mで2本平行しており、その間の岩盤は周辺に比べて角礫化が進んでいる。

・N27゚E・80゚Sの断層は、角礫化が著しい幅2〜3mの破砕帯を伴っている。

・N57゚E・80゚Nの断層は、角礫化が進み一部粘土化した幅0.6〜1.5m(上方に開く)の破砕帯を伴っている。