トレンチ調査は、牧ヶ洞断層を横断するように2本、またそれらを結ぶように断層の北西側と南東側で断層に平行なトレンチを各1本ずつ掘削した。トレンチは、いずれも重機を用いて荒掘削した後、手作業で壁面をできるだけ平らになるように整形した。観察し易くするためにグリッドを設け、断層およびその周辺の地層の性状について詳細な観察を行った。その後14C年代測定用試料を採取し、測定した。
結果は、詳細なスケッチ(1/20および1/50)、壁面写真、地層区分図、および14C年代測定結果としてまとめた。