数河断層の北側には,流葉山(標高1423m)や,高山(標高1337m)からなる山地が連なる。また,南側では数河スキー場付近の谷中分水嶺を境にして,高原川支流の山田川が東側へ,宮川支流の戸市川が西側へ流下する。
上記の山地と河川の間には扇状地が広く分布している。なお,東側の山田川に沿った地域では段丘化している。
数河断層は,概ね山地と扇状地を境する山麓基部に位置し,数河付近では三角末端面が直線的に連続している。