採取したコアは、砂礫層を除き、地質観察が容易となるようにナイフを用いて平滑に二分した。
2)コアの写真撮影
コアをコア箱に並べて、コア箱毎に深度、色見本を付けて写真撮影した。
3)ボーリング柱状図の作成
コアについて縮尺100分の1の柱状図を作成し、層相・粒度・固結度・色調・混入物・堆積構造等について記載した。
4)試料の採取
コアから14C年代測定を行うため有機質粘土層を採取した。採取に際しては、充分に乾燥させてアルミフォイルに包み測定機関に運搬した。また、同様に微化石分析を行うための試料も採取した。
5)コアの保管
解析の終了したコアはポリエチレンフィルムで密封し、コア箱に収納して保管した。