平成9年度においては,双葉断層の最新活動時期をさらに詳細に把握すること,最新活動の一回前ないし二回前の活動時期を決定すること,横ずれ量を含めた単位変位量及び平均変位速度を明らかにすることを目的とし,その適地について,表6−1に示す調査の候補地点を検討した結果,@本年度実施したピットTS−1と同地点の栃窪南(調査候補地点6),A橲原北(調査候補地点8)及びB橲原南(調査候補地点9)の3地点が適しているものと考えられる。