地表踏査結果によると,この低崖は断層の位置に対応しており,低断層崖である可能性が高く,低崖の地形測量結果から求めた鉛直変位量は約2m〜約3mである(図4−18)。鉛直変位量が比較的大きいことから, 本地点では複数回の断層の活動履歴が確認できる可能性がある(平成9年度調査候補地点5)。