本地点では,沖積段丘面上の撓曲崖が明瞭であり,粟田ほか(1993)により本地点での平均的な活動間隔及び単位変位量が求められている。本地点において,沖積段丘面の形成年代,堆積物の変位状況を明らかにすることにより,より精度の高い活動間隔及び単位変位量が求められるものと考えられる。