5−6 想定される地震規模

起震断層(松田、1990)としての断層帯の全長(約35km)から想定される地震規模は、松田式(1975)からM=7.4と算出される。また北部断層における単位変位量(約2.5m〜約2.7m)から想定される地震規模も、松田式(1975)からM=7.3〜7.4と算出される。ただし、南部断層については、断層線の不連続構造から北部断層とは別の活動履歴をもつ可能性も否定できない。