3−5−3 内の馬場地区調査結果まとめ
ボーリングNo.1孔およびNo.2孔の断面図を
図3−5−2
に示す。中新世と更新世の境界となる断層面はNo.2孔の91.03mをとおり渡辺(1986)が記載した断層露頭に連続するものと考えられる。No.1孔では断層本体は確認できなかったが、派生断層と考えられるものが29.51mに確認できる。以上のことから、この地域で累積変位をもち中新世と更新世の地質境界も形成する断層面の角度は約40°と推定される。