3−5−1 調査目的および調査項目
低角断層の場合、垂直変位量からネットスリップを考える場合に、角度が20°か35°かによってネットスリップ量が1.6倍程度変わる。比較的深い深度で断層面を確認し、2点間の断面から断層の角度を決定するために2箇所のボーリング調査を実施した(
図3−5−1
)。掘削深度はNo.1孔が40mおよびNo.2孔が100mで行った。