3−2−3 ボーリング調査
ボーリング調査は
図3−2−1
および
図3−2−2
に示した2地点(No.5,6孔)で行った。これは、トレンチ内で確認された断層による約12,000年前以降の変位量がほぼ一定とされるため、これをより深部で確認し、断層による変位量をより正確に求めることを目的とし、同時にJ層以前のイベントの有無を検討することを目的として行った。掘削の深度はNo.5孔が15m,No.6孔が15mとしてコア採取を行った。以下に各孔で見られる地層状況を示す。