イベント1(5,000?年BP〜16,000年BP)
} 間隔 約15,000年〜約26,000年?BP
イベント2(31,000年BP)
このように大佐野トレンチの活動イベントを2回とみると、
活動間隔は約15,000〜約26,000年となる−−−−−(イ)
なお、ここで前出の1回の上下方向変位量DH=0.3〜0.4m、上下方向の平均変位速度SH=2〜3(p/1,000年)を用いると、断層活動の間隔Rは次の式で求められる。
R=DH/SH=30〜40/2〜3×1,000=10,000〜20,000(年)−−−−−(ロ)
(ロ)の値は、(イ)とおおよそ一致している。
※ トレンチでのイベント認定を4回とすると、表4−5−4に示したように、活動間隔は6,000年程度(イベント1'と2の間隔から)まで短くなってしまう可能性がある。