今回のボーリング調査においては、ボーリング間隔が数百mと広いので、鉛直落差1〜2m程度の変位や変形について言及することはできなかった。
P−4孔とP−5孔の間では、g1層の上面の分布深度にわずかな差が認められるが、ag層が西に向かってせん滅することから、g1層も同様な変化をしていることが予想され、F−2による構造的な変化と見なすまでには至らなかった。