ボーリング調査
反射断面から得られた地質構造を確認するため、弾性波探査測線上の5個所でボーリングを実施し、得られたコアを観察・分析の後、鍵となる層準あるいは地層境界を確認することとした。1個所については 基盤までを確認し、得られた反射断面との対比を検討することとし、最終的には深度150.3mのボーリングを実施した。また、他の4個所については、田島川周辺の福井地震断層付近で実施された既存調査結果で、深度3〜4mに鬼界アカホヤテフラ(以下K−Ah:約6,300年前に降灰)が、深度30m弱に沖積層基底が確認されていることを考慮し、深度20〜30m程度の掘削を行う。
PS検層と反射断面の再解析
深層ボーリング孔を用い、PS検層を実施し、ボ−リング結果を併せて、昨年度実施した反射断面を再解析する。