3−4−6 まとめ

福井東側地震断層トレースにほぼ一致する位置(測線140m付近)に東側隆起の断層が認められるほか、小笠原(1949)が見いだした篠岡付近の西側隆起の断層に調和的な反射不連続(測線150m付近の赤色破線)が認められる。東側隆起の断層の方が変位量が大きく、この西側隆起の断層は副次的な断層と考えられる。

図3−4−5 未固結地盤のS波速度とN値の関係