1)受振器グルーピング配置
測線方向に6個直線配置およびバンチング配置(まとめ置き)をそれぞれ70チャンネル設置して観測記録を取得し、観測記録上の反射波の良否により前者の直線は配置を選定した。受振器個々の間隔は約2mとした。
2)同時測定チャンネル数
120チャンネルの同時計測を行い、観測記録を検討して96チャンネルを選定した。
3)発振周波数およびスイープ長
発振周波数の範囲およびスイープ長(発振時間)のテストを行い、観測記録上の反射波の品質を検討・選定した。
・低周波数テスト 10〜 20 Hzの範囲
・高周波数テスト 160〜250 Hzの範囲
・スイープ長 10〜 20 秒の範囲
採用結果 15〜200 Hzの発振周波数、10秒間スイープ
4)垂直重合数(スタック数)
1発振点での発振回数を設定するため、1〜20の回の範囲でスタックテストを行った。スタックテスト結果より、6回のスタック数を選定したが、同時計測チャンネル数(同時計測区間約500m)が多く、必ずどこかのチャンネルに極端に大きな信号となる車両通行ノイズが混入するため、2回ずつのスタックで3データを記録してデータ処理段階で垂直重合する方式を選定した。