3−1−1 活断層の主な性状

調査対象である細呂木・篠岡・松岡断層は、福井平野東縁部とその東側の山地を限る逆断層と考えられており、1948年の福井地震(M7.1)に際して生じた福井地震断層および福井東側地震断層は、これらに隣接して平行するとされる(日活、1991)。

収集した文献をもとに、これらの断層の性状をまとめると、表3−1−1−1表3−1−1−2表3−1−1−3表3−1−1−4表3−1−1−5表3−1−1−6となる。

上記の活断層に関する主要文献で記載された活構造の概要について、以下に記述する。