(3)地震活動

調査対象地域の近傍で生じた主な被害地震の震央分布を図1−1に示す。

福井地震においては、地表に目に見えるずれは生じなかったが、測量の結果、福井地震断層及び福井東側地震断層の存在が指摘された(図1−4;小笠原、1949、宇佐見、1987)。

その他、調査対象地域で観測される微小地震は、大局的には地震断層に沿う分布として理解される(図1−5)(西上・平野、1989)。