2−2−2 掘削地区および調査内容

トレンチ調査はやや明瞭なリニアメントが通る今庄町清水洞地区でおこなった。孫谷川河床付近の国道から東側へ約320mの区間の林道南斜面を拡幅、掘削し、壁面の地質観察をおこなった。

また、林道ルートの東側の断層露頭周辺を掘削し、詳細な地質観察を行った。さらに、林道南の段丘面上で、断層の性状把握(図2−2のピットNo.4、5、6)と段丘面に降灰した火山灰試料収集(同図のNo.1、2、3)のために計6箇所でピットを掘って地層の観察をおこなった。