(a) T−0撓曲
最新活動時期 :P1層堆積(更新世後期:約15万年前)以降
活 動 度 :B級(平均変位速度は約0.6m/1,000年)、
変形の累積性 :P4層(下部更新統)基底面より上位に認められる。
垂 直 変 位 量:最大約270m
(b) F−0断層(海上保安庁水路部の音波探査記録の再解析による)
最新活動時期 :P1層堆積(更新世後期:約15万年前)以降
活 動 度 :不明(断層の両側で変位量を推定できる地層が確認されないため)
変位の累積性 :不明(断層の両側で変位量を推定できる地層が確認されないため)
垂 直 変 位 量 :不明(断層の両側で変位量を推定できる地層が確認されないため)
(c) F−1断層
最新活動時期 :P1層堆積(更新世後期:約15万年前)以降
活 動 度 :B級(平均変位速度は約0.3m/1,000年)
変位の累積性 :P4層(下部更新統)基底面より上位に認められる。
垂 直 変 位 量 :最大約100m
(d) F−2断層
最新活動時期 :P1層堆積(更新世後期:約15万年前)以降、
Line4測線ではP3層堆積(更新世中期)まで
活 動 度 :B級(平均変位速度は約0.7m/1,000年)
変位の累積性 :Line5、Line6測線では、P4層(下部更新統)基底面より上位に認められる。Line4測線では測線端部のため明瞭ではないが、P4層(下部更新統)基底面よりP3層(中部更新統)までは認められる。
垂 直 変 位 量 :最大約330m
(e) F−3断層
最新活動時期 :P1層堆積(更新世後期:約15万年前)以降
活 動 度 :C級(平均変位速度は約0.1m/1,000年未満)
変位の累積性 :P3層(中部更新統)基底面より上位に認められる。
垂 直 変 位 量 :最大約140m