@ 最新活動時期:770±75〜625±80yBP(420yBP以降の活動性も否定できない)
A 1つ前の活動時期:3,750±100〜1,055±80yBP
B 2つ前の活動時期:4,500±130〜3,980±130yBP
C 活動間隔:約1,500〜2,000年
(2) 上野田トレンチ調査結果から,畑野断層の活動履歴を以下のように推定した。
@ 最新活動時期:1,840±50yBP以降
A 1つ前の活動時期:2,170±80〜1,840±50yBP
B 2つ前の活動時期:>2,550yBP
(3) 市木トレンチ調査の液状化が940±70yBP以降に発生したことから,すぐ南側を走る畑野断層が940±70yBP(AD980年)以降に活動した可能性がある。
以上を総合し,畑野断層の活動履歴を以下のように推定する。
@ 最新活動時期:770〜625yBP(420yBP以降の活動性も否定できない)
A 1つ前の活動時期:2,170〜1,840yBP
B 2つ前の活動時期:4,500〜3,980yBP
C 活動間隔:約1,000〜1,500年
D 経過時間率:0.4〜0.8(420yBP以降の活動を仮定すると0.3〜0.4)