5−2−8 川上断層(中央構造線桜樹屈曲)

(1) 分布:丹原町相之谷〜丹原町臼坂

(2) 長さ:3km

(3) 一般走向:NS〜N45°E

(4) 断層面の傾斜:30°前後で北西傾斜

@ 岡田(1972):北西へ数10°

A 高橋(1986):N49°E・22°N

(5) 変位様式:不明

(6) 平均変位速度:不明

(7) 活動時期:不明

@ 岡田(1972):右横ずれ成分をもつ逆断層で第四紀に活動と推定

A 高橋(1986):形成時期は砥部時階中で,石鎚層群堆積後は再活動していないと推定

B 国土地理院(1998):位置が明確でない活断層と表示

C 愛媛県(1999):第四紀後期の活動に関する資料は得られていない

D 田中・谷野宮(1999):川上断層は桜樹屈曲部で地質境界断層と一致して活動していない可能性あり