(2) 長さ
@ 露口ほか(1996):伊予灘西部断層系約27km以上,伊予灘東部断層系約28km
A 大野ほか(1997):西側45km,東側12kmのセグメント
B Ohno et al.(1998):中央セグメント46km,東セグメント10km
(3) 一般走向
@ 三崎町沖〜長浜町沖:N60°E
A 長浜町沖〜双海町串沖:EW
B 双海町串沖〜双海町高野川沖:N65°E
(4) 断層面の傾斜
@ 小川ほか(1992),露口ほか:地表付近は鉛直に近い高角度(ソノプローブ)
A 大野ほか(1997):地下1kmまで高角度北傾斜(スパーカー)
B Ohno et al.(1998):基盤は中角度北傾斜
(5) 変位様式
右横ずれ変位に伴う地溝形成
(6) 平均変位速度*
@ 露口ほか(1996):伊予灘西部断層系 2.2〜3mm/年
A 伊予灘東部断層系 1.2mm/年
(*:同一角度で堆積した仮定による断層を挟んで鉛直変位のみの評価。また,地溝で落ち込み量が断層変位量とみなせるか問題あり。)
(7) 活動時期
小川ほか(1992):約2,000年前?,4,000年前,6,200年前(上灘沖)
(8) 活動間隔
小川ほか(1992):約2000年(上灘沖)
(9) 単位変位量*
小川ほか(1992):上灘沖北断層 2.4m,上灘沖南断層 3.6m
(*:断層を挟んで同一角度で堆積したと仮定した断層変位量とみなせるか問題あり。)