岡村断層のうち活動度の高い西条市氷見から新居浜市北内町までは全長21kmである。岡村断層の西端では小松断層との間に2kmの右ステップの配置をなして引張性バリアをなし,東端の石鎚断層との間では約1kmの右ステップの配置をなして引張性バリアをなしているものと考えられる。このため,岡村断層は単独のセグメントをなしているものと判断できる。