したがって,Hi−1とHi−2の間に沖積層まで変位・変形を与えている鉛直に近い断層が存在する可能性が高い。
また,全体的に沖積層を構成する堆積物は細粒で,腐植物や木炭などを混じえることから,年代測定用試料の採取が期待できる。
以上のことから,平山地点でのトレンチの実施が決定された。