川上断層東部と岡村断層との連動については,基本的には,3つのセグメントとして活動すると考えられる。
松田式によるそれぞれの地震規模(ML)は次の通りである。
重信・北方・川上断層(西部)(川上断層西部):21km(ML7.0)
小松断層(川上断層東部):15km(ML6.8)
岡村断層:21km(ML7.0)
すなわち,重信・北方・川上断層(西部)(川上断層西部),小松断層(川上断層東部),岡村断層は少なくともM(マグニチュード)7クラスの地震を発生させると推定される。
図4−6−3 セグメント区分図