単位変位量が直接求められない場合,再来周期と平均変位速度から,単位変位量を次式から求める方法もある。
S(平均変位速度)=D(単位変位量)/R(再来周期)
よって,D=S・R から単位変位量,もしくは1回当たりの右横ずれ変位量および上下変位量の算定が可能になる。しかしながら,SとRの精度に問題がある場合には,Dの信頼度が著しく劣る。したがって,今回はこの検討は行わない。