@ 基 本 処 理
a.初期編集‥‥‥デ−タ整理・CMP編集.
b.波形処理‥‥‥プレフィルタ−・位相振幅補償・デコンボリュ−ショ
c.靜補正 ‥‥‥表層靜補正・標高補正・残留靜補正.
d.速度解析‥‥‥重合のための速度を求める.
e.重 合
これらは時間断面の作成を目的とする処理である。この過程では,記録の質が良好な限り,余り人為的な処理操作は含まれない。
A 解釈のための処理
a.マイグレ−ション‥‥地層の傾斜・回折による見かけの断面を補正する。
b.深度変換‥‥‥‥‥‥時間断面を深度断面に変換する。
これらは,時間軸上で与えられた見かけ上の記録から,真の地質構造を推定するための処理である。この処理においては,与えた速度分布により結果が大きく異なることがあり,出来るだけ正確な速度分布を与える必要がある。
デ−タ処理の手順およびパラメ−タ−を表2−5−3に,またデ−タ処理のブロックダイアグラムを図2−5−5に示す。
表2−5−3 実施したデ−タ処理手順および処理諸元一覧表