5−3−2 P−2地点

図5−3−2−2

@場 所:伊予市三秋

A地形面:LU面

B堆積物:深度 0〜0.20m:耕作土

   0.20 〜0.30m:シルト(明黄褐色10YR 6/8)

    砂岩クサリ礫混在

   0.30 〜1.00m:砂礫層(にぶい黄褐色10YR 5/3)

    φ1〜3pの砂岩亜角礫主体

    厚さ数pの粘土混り砂挟む

C試 料: P−2−T1:シルト(深度0.30m)

P−2−T2:粘土混り砂(深度0.65m)

P−3−T3:シルト質砂(深度1.10m) 〈火山灰分析〉

D分析結果:P−3−T3からは,鬼界アカホヤ火山灰が産出するが,姶良−Tn火山灰は産出しない。

E考 察:砂礫層中の挟まれるシルト〜砂層は,鬼界アカホヤ火山灰を含んでいたので,LV面段丘堆積物の可能性もあるが,下部には,より古い堆積物がある可能性も否定できない。