文献調査,空中写真判読調査によって,縮尺1/10,000地形分類図を作成し,これに基づき地表踏査(概査)を行い,縮尺1/10,000の地形地質分類図および活断層詳細図を作成する。
地表踏査(概査)は,伊予断層および郡中断層周辺の地形面構成層とその形成時期を把握するため,ピットを掘削し,地質観察を行い,年代推定に必要な試料を採取し,分析する。
(2)反射法地震探査
伊予断層および郡中断層を横断する測線で,反射法地震探査を行い,断層近傍の地下構造を解明し,トレンチ調査地点選定の資料とする。
(3)総合解析
地形地質調査,反射法地震探査,ピット掘りの結果を総合解析し,伊予断帯の活動性について評価した。