6−5 鴨川地溝帯南断層・古畑地区

平成10・11年度調査に基づいて、リニアメントを挟んで沈降盆地を形成している部分や、段丘面の高度分布が不連続になる部分に着目し、ボーリング調査を実施した。リニアメントを挟んで沈降側と考えられる北側では、実際に沈降しているのであれば、細粒な堆積物が厚く堆積している可能性がある。それらを確認するためにボーリングを実施した。他の地点では、各段丘面の年代測定用の試料を得ることを目的とした。以下にボーリング結果を簡潔に示す。