(2)N−2(標高28.06m)

0.00〜0.20m 表土。茶褐

0.20〜0.80m 礫混じりシルト。淡暗灰。礫は角礫、風化泥岩。

0.80〜1.67m 礫質粘土。淡褐〜淡灰褐。腐植質。礫は角〜亜角礫で、風化した泥岩である。φ=5〜20o程度で、礫率70%程度と高い。崖錐状の堆積物であると考えられる。

1.67〜1.80m 礫混じり粘土。淡暗灰。礫径は5〜20o程度。

1.80〜2.45m 礫質粘土。淡暗灰。マトリクスは腐植質。ほかは同上。

2.45〜5.00m 礫混じり腐植質粘土。暗褐〜黒色。少量の礫の混じる部分と、ほとんど礫のみられない部分がある。礫は泥岩で、φ=5〜20o程度である。3.3m〜4.0にかけて、礫はほとんど認められない。

5.00〜5.35m 礫質粘土。淡青灰。礫は風化した泥岩が主体。角礫状で、崖錐状の堆積物の可能性が高い。φ=5〜10o程度。礫率高く70%程度である。

5.35〜5.70m 礫混じり粘土。淡暗灰。礫は泥岩で、同上。礫率は低く20%程度である。マトリクスはやや腐植質。

5.70〜6.80m 礫質粘土。淡青灰。礫は風化した泥岩が主体。角礫状で、崖錐状の堆積物の可能性が高い。φ=5〜10o程度。礫率高く70%程度である。

6.80〜7.00m 礫混じり粘土。暗灰〜暗灰褐。腐植質。礫は少量である。

7.00〜7.20m 礫質粘土。淡青灰。一部下位の腐植質粘土をとりこむ。

7.20〜7.35m 腐植質粘土。暗灰。

7.35〜8.00m 礫質粘土。淡青灰〜淡暗灰。所々礫の少ない部分が認められる。7.50〜7.90mは腐植質で、含水比高くコア軟質。

8.00〜8.80m 腐植質礫混じり粘土。淡灰〜暗灰。礫は泥岩で、φ=5〜10o程度である。散点的に認められる。8.0〜8.4m含水比高く、コアは軟質である。

8.80〜9.32m 礫質粘土。淡暗灰〜淡青灰。腐植混じり。礫は角礫でφ=5〜15o程度、礫率は70%である。9m以深、礫率減少する。含水比は高い。

9.32〜9.70m 腐植質粘土。暗灰。少量の木片を含む。30°程度傾斜した構造が認められる。

9.70〜9.96m 礫質粘土。淡暗灰〜淡青灰。礫率高く70%程度である。8.8〜9.32と同じである。

9.96〜10.25m 中粒砂。暗褐〜暗灰。泥質分を含まない、塊状の砂。

10.25〜14.00m 泥岩。暗灰褐。全体に亀裂が発達する。特に11m付近までは粘土によって一部亀裂面は充填されている。細片状から柱状コアをなす。