7−1−2 平久里下地区

平成10年度の調査結果より、平久里下地区では、変位地形と考えられる段差と、リニアメントを挟んで南北で、段丘面の高度分布に不連続(高度異常)が認められた。その結果に基づき、リニアメント通過地点の段丘面(平久里下地区V面)において、高密度電気探査および、トレンチ調査(右岸)を行った。

そして、この結果を踏まえて、リニアメントが通過する左岸側のV面でトレンチ(ピット)を、さらに南北両側で広く分布し対比が可能なU面でボーリング調査を実施した。