この結果、まず�T面は、リニアメントを挟んで南北両側で大きく形成時代が異なり(北3300BP、南7300BP)、対比できない別の面の可能性が高いことが分かった。
�V面の年代は、リニアメント南側の�V面は約2210〜1930BP、リニアメント北側で行われたトレンチからは920〜3990BP(主として2000BP程度)の結果が得られた。
しかし、調査当初、リニアメントに一致し、断層が直接変位させたと考えた�V面の段差は、トレンチ調査によって、古い人工改変地形である可能性が高いことが分かった。また、リニアメント北側では、�V面の分布域は狭く、対比がかなり難しく、さらにリニアメントを挟んで明瞭な標高差は認められなかった。
また、平成10年度調査結果では、平久里下地区で認められる�W面の年代は、約1500年程度であり、�W面はリニアメント通過推定位置を覆って変位していない。