6−2−3 ボーリング調査結果
以上の一連の物理探査の結果を踏まえ、リニアメントを挟んで北側の低地部(低比抵抗側)で、深度15m程度のボーリングを2本行った。目的は、低比抵抗部の岩種、性状及び分布状況を確認し、基盤部分の上位に堆積する細粒層が、リニアメント付近で変形有無の確認である。また、年代測定用の試料採取も目的とした。
一方、リニアメントを挟んだ南側の山地側(高比抵抗側)で、深度5mのボーリングを1本行った。