水ひ法は,粘土鉱物粒子の大きさの相違による水中沈降速度の差を利用して粒径により分別する沈降法である。試料の一定量をビーカーに取り水で分散させる。その分散液を試験管に取り,約8時間放置後上澄み液を10cm(径2μm以下の粘土分が懸濁している)の深さまで回収する。遠心分離器により粘土分を濃集しスライドグラス上に定方位に沈着させ室温で風乾させる。