地下深部からの反射波は、浅部からの反射波に比べで伝播距離が長いために、一般に振幅が小さくなる。これを回復させるのがゲインリカバリ(振幅回復)として、ゲート長600msecのAAC(自動振幅調整)を適用した。
この補正の後、発振点・受振点の特性の相違を補正し、分解能の高いデータを得るためのデコンボリューション処理を行った。
テストの結果パラメータは、以下とした。
*ゲート長 : 2500 msec
*オペレータ長 : 240 msec
*ホワイトノイズ : 5 %
*予測距離 : 4 msec
*時間ゲート :Non TV