(2)<千葉97−2測線データ取得概要>

(1) 発震測線の道路は、全般的に車輌交通量が多く、特に国道14号線の交差点付近および、行田公園を抜け木下街道に至る道路では、道路幅が狭く、発震点確保が困難な場所もあったが、ほぼ順調に作業が行えた。

(2) 丘陵部分でのエネルギの透過が、埋め立て地の部分と比べ若干劣る状況は、千葉97−1測線と同様であった。

(3) しかし本測線は、行田公園付近は十分な幅の道路があり、バイブロサイス3台発震が可能であったため、ほぼ十分なエネルギの確保ができた。

(4) 埋め立て地から丘陵部の発震記録には、反射時間2秒を超える基盤からの反射波が確認できた。

現場記録例を図3−14−1図3−14−2図3−14−3図3−14−4図3−14−5図3−14−6に示す。

また、現場写真を付録−1(b)に、現場データシートを付録−2(b)にそれぞれ示す。