3−1−7 <下総層群>

上総層群の上位には、後期更新性から中期更新性の浅海性の堆積層である下総層群(成田層群ともよばれる)が不整合に覆っている。この地層は、房総半島北部から利根川にいたる、本調査地域を含む下総台地に広く分布している。下総層群の層序の分類は研究者によって多少の差異があり、これらは、図3−5に示されている。下総層群の最上部は、いわゆる下末吉ローム層または常総粘土層である。